2025/04/21

明治座周辺おすすめスポット~「玉英堂」~

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◇明治座ご観劇のお客様にオススメの一品は「わらびもち」!◇

明治座によくご来場いただく皆様や、まだよく知らない皆様にも、劇場内だけでなく劇場に行く前や舞台を観た後にも特別な時間を過ごしていただきたい!明治座周辺のお店をもっと知りたいという声にお答えして、観劇前後にオススメの浜町・人形町のお店をご紹介します。

今回は人形町駅出口から見える、甘酒横丁の入り口で営まれている和菓子屋さん「玉英堂(ぎょくえいどう)」をご紹介いたします!

◤玉英堂◢
現在玉英堂があるこの場所には、明治時代には「尾張屋」という甘酒屋さんがありました。目印となっていた甘酒屋が由来となり、〝甘酒の通り″「甘酒横丁」という名前が付いたと言われています。玉英堂の地が、甘酒横丁という名前が誕生した由来の地なんだそうです。

1576年頃(口伝による)に京都で創業した玉英堂は、戦後(1954年)にこの地に出店し現在に至ります。



明治座FAN倶楽部の会員の皆様に、耳寄りな情報をお届けしたい!ということで、玉英堂の方にお話を伺いました。

Q.お店のイチ押し商品は何ですか? 
A.やはりなんと言っても「虎家㐂(とらやき)」です。 21代目~23代目の当主まで、3代にわたって寅年生まれ。〝寅年が3代続くと子孫繁栄″と言われる故事から、「虎の家が㐂(よろこ)ぶ」という由来で名付けられたお菓子が、玉英堂の代名詞、この「虎家㐂」です! 

〝とらやき…どら焼き…″上手く掛けた名前にもなっていますね!
虎家㐂:1個330円 
10個入:3600円/15個入:5250円/20個入:6900円/25個入:8550円/30個入:10250円 

A.皮がかなりふかふかで、溢れんばかりに挟んだあずきが大きな特徴。4日間という時間をかけて作っている、しっかり粒のまま残った大納言あずきです!

食べてみると、あんこはしっかりとしたあずきの食感と甘みが口いっぱいに広がります。生地もふわふわで優しい甘みがあり、その組み合わせがとても上品で絶品! 

ちなみに… 
虎家㐂には、包み紙の剥き方にもコツがあるとのこと。綺麗に剥がすことで、虎の皮の模様が現れるのも虎家㐂ならではの楽しみ方! 綺麗な剥がし方は動画にてご覧ください! 



取材をしていると、ある商品が目に飛び込んできました! 
Q.近年ブームにもなっているわらびもちもあるのですね! 
A.実は…これから明治座に行く、というご観劇前のお客様が購入されることも多いんです。 

さらに伺うと、驚きの情報が。 
A.ここでわらびもちを買って、幕間に食べる、というお客様も一定数いらっしゃいます。そういったお客様には、楊枝をお付けしています。 

通常は楊枝が付いていないこちらの商品ですが、「観劇時に食べたい!」「楊枝を付けて欲しい」とお伝えすると、楊枝を付けていただけるのだそうです。 
我々明治座スタッフも初耳の、ご観劇時の楽しみ方!ご来場の際は、玉英堂のわらびもちを幕間のお供にするのもオススメです。
 わらびもち:800円

関東の方にも口に合うような食感を、とかなりやわらかめな食感の、本わらびを使用した逸品。 
実際に食べてみると…ひと口噛んだ瞬間からほろっと溶けるような柔らかくプルプルの食感。唯一無二のみずみずしさです! 

大人気のわらびもち!やはり売り切れてしまうことも多いそうで… 
A.午後には売り切れてしまうことも多いので、午前中が狙い目です。 明治座での観劇前後のお客様や、昼休みや仕事終わりのご来店が多く、正午や18時以降は特にご来店が多いです。 

人気のわらびもちを購入するためにも、早めの時間のご来店がオススメです!



Q.わらびもち以外でも明治座でご観劇の皆様に人気の商品はありますか? 
A.虎家㐂をはじめ、桜餅やお饅頭などの生菓子系のご購入が多いです。(明治座にご出演の)役者さんのお知り合いが楽屋見舞いとして購入されることもあります。 

他にもオススメの商品を伺いました。

《玉万》 
こちらも玉英堂の看板商品の一つ。観光客にも人気な栗とあんこのお饅頭です。 
実はこの玉万、真ん中を切ると非常に美しい断面が!この断面に現れる色味の層は、なんと「陰陽五行」を基にした色味で作られているそうです。 
【栗:金/つぶし餡:土/紅餡:火/うぐいす餡:木/皮:水】 
山芋を使用した薯蕷(じょうよ)のお饅頭で、皮はもちもち!食べ応えのある縁起の良い一品です。 
玉万:1個750円

《すはま団子》 
関東にある「すあま」と呼ばれるもち米のお菓子がありますが、これとはまた別物!関西には大豆の粉を蜜で練ったきなこもちのような「すはま」という伝統的なお菓子があります。このお菓子をだんご状に仕上げたものがすはま団子。 
なんとこの「すはま団子」は玉英堂で一番古いお菓子!先代の当主に聞いてもいつ誕生したかわからないというほどの歴史があるそうです。 
すはま団子:12本入り1500円/16本入り2000円/32本入り3800円

ちなみに玉英堂の家紋は…「すはま紋」!看板にも描かれています。↓



昨年末にはとある日本の男性アイドルグループのメンバーが、ドームツアーのステージ上で「虎家㐂」を食べたことがきっかけで、ファンの皆様の大反響があったという玉英堂。お店の端末が壊れたかと思うほどお問い合わせが鳴りやまず、X(旧・Twitter)のトレンド入りもされたとか!

そんな玉英堂の和菓子は、季節によって違う味わいを楽しめるのも魅力的です! 
虎家㐂は、季節によって限定味の販売も!春は桜、秋は芋やパンプキンやかぼちゃ、バレンタインにはチョコレートなど、様々な味を試しながら販売されているそうです。 
来月5月5日は子供の日!子供の日にちなんで、かしわ餅とちまきの販売も! 

季節毎の商品を楽しみに。自分への小さなご褒美に。そして幕間の小腹満たしにわらびもちを買いに、是非玉英堂にお立ち寄りください!


(取材日:2025年4月3日)

【店舗情報】 
 玉英堂 
〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町2-3-2 玉英堂ビル 1F 
営業時間 
[月~金 ]9:00~20:00 
[土] 9:00~19:00 
[日・祝] 9:30~17:00 
定休日 不定休 

公式HP↓ 
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