明治座FAN倶楽部からのお知らせ

2026.07.25

◤明治座FAN倶楽部特派員がゆく!◢#12 SHOW-WAと学ぶ舞台裏見学会レポート編

シリーズ「明治座FAN倶楽部特派員がゆく!」。
明治座FAN倶楽部だけの耳寄り情報を入手すべく、お客様が普段見ることのできない裏側に我々《特派員》が潜入します!
 
◇◇◇

『梅沢富美男劇団 梅沢富美男 水森かおり特別公演 スペシャルゲストSHOW-WA&MATSURI』で開催した「SHOW-WAと学ぶ舞台裏見学会」。
今回は後半日程にてSHOW-WAの皆さんに登壇いただいたイベントの模様をお届けします!
 
 

 
 ◇◇◇

シャリン!”という揚幕の音とともに花道から颯爽と現れるSHOW-WAの皆さん!客席も拍手や歓声で大盛り上がりです。
井筒さんを先頭に、6人が本舞台に登壇。
まずはお一人ずつ、公演の感想や舞台裏見学会へのコメントを伺いました。

井筒さん「第一部では梅沢さんをはじめ皆さんアドリブがあって、僕たちは基本的に笑わないようにしているのですが……、しっかり笑わせていただきました(笑)。今日は舞台裏見学会ということで、なかなかない機会だと思いますので、是非皆様楽しんでいただけたらなと思います。よろしくお願いいたします。」

青山さん「第一部でSHOW-WAメンバーが座っているときに見える、(他の出演者の)後ろ姿での細かい仕草や演技が毎回違うんです。その時の感情ですごく動かれているなというのを間近で見させていただいて、改めて僕らはまだまだ芝居などの経験がない 6人組ですが、すごく勉強になる貴重な時を頂いております!」

塩田さん「ステージなどすべて一番近いところで後ろから見ているんですが、 “背中で語るってこういうことか”というのを間近で感じていて、やっぱりかっこいいですし、尊敬しています!舞台裏見学会はあまり普段体験出来ることではないので、僕たちがいつもスタンバイするところなども想像してもらえたら嬉しいです!」

向山さん「明治座に小屋入りして最初の場当たりなどは、皆さんと同じように客席で観させていただいて、梅沢さん・門戸さん・竜さんなど男性の方が女形の美しい踊りをできるということにすごく感動したんです。第三部の舞踊もSHOW-WAメンバーみんなで袖で観させていただいています。『SHOW-WAは身長が大きいから女形はできない』と言われましたが(笑)僕もダンスが好きなので、ああいった舞踊にも興味が湧いてきました!」

山本さん「第一部はお芝居、第二部は歌謡ステージ、第三部は舞踊と、色々な楽しみ方ができるエンターテインメントがキュッと集まったステージだなと思っています。一緒に出ているのですが、お客さんになったような気持ちで、すごく贅沢な時間を過ごさせてもらっています!」

寺田さん「SHOW-WAのことを知らないお客様が多い中で、Ruby(SHOW-WAファン)の皆さんがたくさん盛り上げてくださるので、毎回すごく嬉しく思っております。第一部はビシッと6人で座っているんですが……結構ステージから客席の顔が見えるんですよ。ニヤニヤする場面じゃないのに皆ニヤニヤしていますよね!?目が合うと、癖でつい笑いそうになってしまいます(笑)!客席は舞台上から結構見えますので、ぜひ体験してみてください。」
 

《照明&音響の裏側》

いよいよ「SHOW-WAと学ぶ舞台裏見学会」がスタート。

ここからは明治座舞台スタッフを講師として迎え、まずは舞台の表現に欠かせない照明・音響の実演。
明治座の照明・音響ブースは、3階席と同じ建物の5階にあり、常に舞台を正面から見ながらタイミングを合わせています。舞台上のSHOW-WAメンバーにスポットライトを当てる照明スタッフ。スポットライト1個が消費する電力量が「家庭一軒分」と知り啞然とするSHOW-WAメンバーでした。

バイクの音が鳴った瞬間のスピード感溢れる山本さん
続いては音響の紹介。劇場の舞台上・客席に設置されているスピーカーはその数なんと140個以上!360度のサラウンドで、波の音やバイクの音が響きます。バイクといえば山本さん!ご自身がバイクになったかのように駆け出す姿に会場は爆笑。
また、7/19(日)実施回では、当日がお誕生日だった向山さんをサプライズでお祝いさせていただきました!

《上敷の実演》

続いて披露されたのは、明治座舞台スタッフによる「上敷」の実演。一般的には「ござ」という名称の方が馴染みがあるかもしれません。

数メートルの上敷を舞台上に投げ、真っ直ぐ・綺麗に広げる技術は、スムーズな場面転換のために欠かせない大切な作業です。
今回は若手スタッフが実演に挑戦。4月に入社したばかりのスタッフも見事に成功し、客席からは拍手が起こりました。広げるだけでなく、バラシ(=撤収)も重要な作業。体全体を使って素早く巻き取る様子は、簡単そうに見えてかなりハードです。
SHOW-WAの皆さんも「がんばれ!」と声をかけたり、運動会さながらのアナウンスで盛り上げたりと、舞台上は和やかな雰囲気に。
普段の公演ではなかなか見ることのできない、舞台転換の裏側を間近で感じられる時間となりました。

なんとこの上敷、場面によって縁の色が異なるそう。
黒いものは一般的な民家に、茶色いものは良家の離れなどに、白いものは「高麗縁(こうらいべり)」と呼ばれ、大広間など格式の高い部屋のシーンなどに使われます。
時代劇をご覧になる際に注目してみては?

《定式幕の説明》


明治座の定式幕
歌舞伎作品などでよく目にする、三色の幕を「定式幕(じょうしきまく)」と言います。今回の見学会では、明治座舞台スタッフからその歴史についての解説もありました。
江戸時代、幕府公認の芝居小屋では「定式幕」を使用することが認められていました。それ以外の芝居小屋では、舞台と客席の空間を分ける幕として「緞帳(どんちょう)」が使われ、花道や盆の使用も禁止されるなど、厳しい制約があったそうです。
つまり定式幕は、由緒ある劇場の証明ともいえる存在。明治座で使われている定式幕の「黒・柿・萌黄」の順番は、江戸時代の森田座という劇場に由来しています。
実は劇場のルーツによって色の並びも異なるため、さまざまな劇場でご覧になる際には、ぜひ幕の色にも注目してみてください。
 

《せり実演》


【上】顔だけ飛び出して若干恥ずかしそうなSHOW-WAメンバー/【下】戦隊ヒーローのように登場したSHOW-WAメンバー
そして、今回の舞台裏見学会の目玉といえば「せり」の体験!「迫(せり)」とは、役者の登場や大きなセットの転換の際に舞台面を上下させる機構のこと。なんと今回のイベントでは、お客様にも実際に体験していただきます!
まずはSHOW-WAの皆さんが実演。首だけを残してせりが止まると、バラバラに立ち上がったりしゃがんだり……青山さんの「ワニワニパニックみたい」という的確なツッコミにお客様も大ウケ。
この後はお客様に機構を体験していただくため、SHOW-WAの皆さんとはここでお別れ。
「え~!」と名残惜しそうなお客様を「アンコール!アンコール!」と煽る寺田さんが、他のメンバーの皆さんにたしなめられる一幕も(笑)。

最後に、お一人ずつコメントをいただきました。

寺田さん「本日はご来場ありがとうございました。今回ご覧いただいたように、舞台の公演にはたくさんの方が関わってステージが出来ていると思っています。今日はせりを体験させていただきましたけども、SHOW-WAの武道館公演でもせりを……(ざわつく客席)いや、言ったら実現するかな?と思っただけです(笑)!またぜひSHOW-WAを応援していただけたらと思います!」

山本さん「なかなか目にすることがない機構や仕組みが昔からあるということで、すごく伝統・歴史があるところに立たせていただいているなと改めて思いました。また舞台を観にいらっしゃるときには、そういった裏側も気にしながら観ていただけたら、より楽しめると思います!」

向山さん「芝居が続いている中で、セット裏などでスタッフの方がずっと動いていらっしゃるんです。それを僕たちも間近で見せさせていただいて、演者さん、そしてたくさんのスタッフさんに囲まれながら舞台に立っているんだと毎回噛み締めております。皆さんも舞台裏見学会のあとにお越しいただいたら、『あそこはああなってたな』など想像しながら観劇されるのも楽しみの一つになるのではないでしょうか!」

塩田さん「僕たちも皆さんと同じで、この舞台裏見学会で色々と学んだり驚いたりすることがありました。皆さんもこの経験を胸にしまっておいていただいて……(一同笑)。舞台に上がった時に、僕らがスタンバイしている両サイドの袖も覗いてみてください!」

青山さん「舞台裏には止まることなく動いているスタッフさんがいて、僕らも楽屋で各々準備したりですとか、女形の皆さんもすぐにメイクをしたり着替えたり……、(演者・裏方が)舞台に臨む思いを作品を通じて感じていただけたらと思います。そして明治座さんにはいつもお弁当などがありますが、食事もお芝居も全部含めて一つの作品だと思います。ぜひ明治座公演で、僕たちの普段のライブとの違いを感じていただけたら嬉しいです!」

井筒さん「皆さんにとっても僕たちにとっても、初めてのことを学べました。個人的には元々技術スタッフをやっていたので、上敷を巻く練習なんかは、僕がケーブル巻きを練習したのを思い出しました。そういう皆様の努力が重なっているんだというのを改めて感じることができました。ぜひまたお越しいただく際には、今日の解説を頭の片隅に置いて観ていただくと、違った楽しみ方ができるのではないかと思います!」

ラストは上手の端から下手の端までお客様へ手を振って退場されたSHOW-WAの皆さんでした。
舞台機構の紹介後は、いよいよお客様にも実際に「せり」を体験していただきます。グループごとに舞台へ上がり、順番にせりの上へと進みます。

まずは、せりが下がっていく感覚を体験。
せりの下に広がる空間は「奈落」と呼ばれます。舞台裏見学会では安全面を考慮して少しだけ下降しましたが、装置の隙間から見える“奈落の底”に思わずヒヤリ……。

続いては、せり上がりを体験。下からゆっくりと舞台面が上がっていくと、客席の景色が少しずつ広がっていきます。「スター気分で」というスタッフからの声掛けに、決めポーズを披露するお客様も!

花道からスター気分で退場!
体験の最後は、SHOW-WAの皆さんと同じく花道を通って退場。
お客様とSHOW-WAの皆さんのおかげで、「SHOW-WAと学ぶ舞台裏見学会」も大盛り上がり!ご来場ありがとうございました!
 

《公演情報》

『梅沢富美男劇団 梅沢富美男 水森かおり特別公演 スペシャルゲストSHOW-WA&MATSURI』は7月26日(日)まで上演中!
◆公演グッズ販売中!
公演プログラム、アクリルスタンド、のぼりタオルは7月27日(月)18:00まで販売中!
ページ上部に戻る